重音テト制作時に参加者の一人から提案されて採用された苗字ですが、その由来は不明です。

ボーカロイド（VOCALOID）はヤマハが開発した音声合成技術、
およびその技術を使用して製作・販売されている
ソフトウェアのことです。
重音テトはボーカロイドの技術を使用していません。

(注)
重音テトは2008年4月1日にクリプトン・フューチャー・メディア株式会社（以下クリプトン社）の『VOCALOID2 キャラクター・ボーカル・シリーズ』の新しい製品という名目でニコニコ動画に発表されました。
しかしそれはエイプリルフールのジョークであり、実際には重音テトはクリプトン社の製品ではありません。

重音テトは、匿名掲示板『２ちゃんねる』内にある『ニュー速VIP板』（以下「VIP板」）の有志が集まって作成しました。
重音テトのキャラクター原画は『線』が描き、音源は『小山乃舞世』が自身の声を録音・加工して制作し、それ以外は多数の名も無き有志が設定等を出し合い、重音テトを作り上げました。

テトの声は重音テト制作の有志である『小山乃舞世』の声を録音・加工したもので、初音ミクの音声は使用していません。

歌声合成ツールUTAU（ウタウ）は飴屋／菖蒲（あめや・あやめ）氏が制作した、歌声を合成するソフトウェアです。

歌声の素材になる音声ライブラリーはユーザーが自作することも可能で、重音テト音声ライブラリーもUTAUで使用する目的で作られました。

UTAUは 歌声合成ツールＵＴＡＵ サポートページ でダウンロードできます。
リンク先の注意事項をよくお読みの上ダウンロードしてください。

『安価』とはレスアンカーの『アンカー』をもじった言葉で、スレッドのレス番号へのリンクのことです。
テトの設定を決めるときに、アンカーで指定されたレス番号に書き込まれた設定が採用されていきました。

参考動画
【VIP】新ボーカロイド重音テトはこんな風に作られました【安価スレ】

テルミンP作の動画『嘘の歌姫（原曲：悪ノ娘：悪ノP）』を視聴してそのように解釈する人もいますが、VIPPERに捨てられたという事実はありません。
『嘘の歌姫』の歌詞は事実をもとにしていますが、作品として楽しめるように脚色されている部分も多くあります。
テト制作時にいたVIPPERの中には今でもテトに関わっている人も、また、そっと見守ってくれている人もいらっしゃいます。

テト親とはテトを作った人、テトの音源を使ってテトを歌わせる人、テトのイラストを描く人、テトが好きで見守っている人など、テトを支える人達全員を指します。
重音テトはネット上で人が寄り集まって創り上げられ、作られた後もテトを愛する人たちがたくさん集まって育ててきました。
そのためテトを愛する事はテトを育てる事である、と言う所から『テト親』と呼ばれるようになりました。

テトがニコニコ動画にお披露目された日である4月1日にちなんで、この数字が付けられました。
もともとは『クリプトン社製の4番目のキャラクター・ボーカル・シリーズ』という意味で『04』となっていましたが、エイプリルフールが終わってもそのままでは良くないということで『0401』に変更されました。
ちなみにお披露目された日である４月１日がテトの誕生日となりました。

読み方の例としては、『おやま のぶよ』『こやま のぶよ』『おやまの まいせ』『おやまの まよ』などがあります。
『やまのん』の愛称で呼ばれることもあります。
ただし、英語表記では読み方が決まっていないと都合が悪いので『Oyamano Mayo』としています。
それ以外にも決まった読み方が必要な場合は『おやまの まよ』を代表的な読み方とすることにしています。

もともと重音テト制作時の安価で、中の人は『大山のぶ代』ということになりました。
しかしそれではいろいろと問題があるということで、少しもじって『小山乃舞世』になりました。
そしてテトのサンプル音声を作った有志が小山乃舞世ということになり、現在もテトの中の人の名前として使用しています。

『線』は重音テトの公式イラストの原画となる線画を描いた人ということで、『線』と名乗っています。
今のところは表立った活動は少ないですが、ときどきテトなどのイラストを描いて発表したりしています。